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川岸地区 内水氾濫対応

短時間豪雨による道路冠水・内水氾濫に備え、川岸地区の地域特性と過去の冠水実績を踏まえて、警戒・巡回・情報共有を行います。

活動時は現場状況を優先し、団員の安全を最優先として対応します。

1 内水氾濫とは

定義:大雨により河川や下水道の排水能力を超え、雨水が地表にあふれる現象です。

  • 河川本流の氾濫とは異なり、短時間で発生・解消する場合が多い。
  • 都市部・低地・アンダーパス・小規模河川沿いで発生しやすい。
  • 雨量や排水施設の稼働状況に強く左右される。

2 川岸地区の状況と注意ポイント

  • 地区内には大曲川・広瀬川の2本の小河川が存在します。
  • 北上川本流が氾濫し水門閉鎖時は、両河川の排水はポンプ施設(国交省管理)で行われます。
  • 北上川が氾濫していなくても、小河川上流域での豪雨により水位が上昇し、内側から氾濫する危険があります。
  • アンダーパスは排水ポンプの能力を超えると、短時間の冠水が発生する場合があります。
  • アンダーパス・低地住宅街・工場周辺では冠水履歴があります(2024年の1時間110mm降雨時など)。

3 初動体制(降雨量と行動基準)

1時間雨量状況目安団員体制主な行動
~30mm強い雨平常警戒気象情報共有・資機材確認
30~50mm側溝あふれ・水溜まり発生自宅待機(待機指示)担当地域の危険箇所再確認
50~80mm冠水箇所出始め自宅待機小河川・アンダーパス水位確認
80~100mm冠水複数発生・通行規制必要屯所集合・巡回開始冠水箇所確認、交通規制支援、住民周知
100mm超広範囲冠水・広報活動必要巡回+広報活動危険区域住民の安全確保・団員安全優先

※基準値は過去の実績(1時間110mmで水没)を参考に設定。気象情報や上流域雨量に応じて柔軟に対応します。

※概ね30分程度でピークを越えると予測される場合は、この限りではありません。

4 行動フロー

  1. 気象情報監視雨雲レーダーなどで雨量・警報を確認
  2. 待機判断降雨量が基準に達したら待機指示
  3. 屯所待機・出動準備発電機・投光器・土のう等の資機材を準備
  4. 巡回危険箇所の水位確認・道路冠水標識設置
  5. 活動終了・記録内水氾濫解消後、資機材洗浄・次回対応のための記録作成

5 巡回に関する事項

  1. 活動服・ライフジャケット・ヘルメット(アポロキャップ)・滑りにくい靴を使用します。
  2. 夜間は反射ベスト・ヘッドライトを併用します。
  3. 大雨時でも確実に連絡できるよう、複数の通信・連絡手段を確保します。
  4. 巡回が長時間化する場合は、15分または30分おきを目安に定時連絡を行います。

6 冠水時の対応

  1. 冠水箇所を確認した時点で消防本部へ第一報を入れます。
  2. 必要に応じて警察等の関係機関と連携します。
  3. 交通規制が必要な場合は早期に協力を依頼します。
冠水箇所への無理な進入は行いません。

7 巡回地域分け

01川岸1丁目~2丁目
02川岸3丁目・4丁目・黒沢尻1・里分
03中野町・孫屋敷~

重点監視ポイント

過去の冠水実績や地形を踏まえ、次の地点を重点的に確認します。

川岸地区 内水氾濫 重点監視ポイント地図
川岸地区 内水氾濫 重点監視ポイント
1

サタケ付近アンダーパス

100mm/h超の雨量が発生すると、大曲川が氾濫しアンダーパスへ流れ込む可能性があります。冠水時は通行規制が必要となる場合があります。

2

北上駅東口通り マルハン付近

80mm/h超の雨量で歩道等が浸水する場合があります。大曲川が氾濫した場合は継続的な冠水にも注意します。

3

旧21club付近アンダーパス

100mm/h超の雨量では排水が追いつかない場合があります。必要に応じて一時的な通行規制を検討します。

4

若宮町内・広報呼びかけ重点地域

大曲川の越流時には道路と小河川の区別がつきにくくなる危険があるため、状況に応じて屋内待機等の注意喚起を行います。

5

大橋公園

強い降雨時は、側溝の落ち葉等により一時的に排水が悪化し、周辺で水があふれる場合があるため確認します。

運用について

このページは、第2分団第2部が地域特性を踏まえて定めている活動方針の概要です。雨量基準は活動開始を機械的に決めるものではなく、気象情報、上流域の降雨、現場状況、消防本部からの指示等を踏まえて判断します。

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